園外保育

園外保育への取り組み

 

近年、子供達の自然に触れる機会が少なくなってきたことが取り上げられております。当園でも、毎年6回~7回の園外保育を通じ自然学習から、土に触れる機会と季節を体感する機会を作っております。また保育活動の合間に、毎月2回程度を目安に、畑での野菜の水やりや石拾い、季節の野菜の植え付けに取り組んでいます。
さて、当園では開園以来、芋堀りなどの自然体験学習を実施してまいりましたが、この自然体験学習をより重要と考え、平成5年度までは当園の敷地の一部を利用して、野菜栽培を子供達と一緒に行っておりましたが、平成6年度からは場所を玖珂郡周東町差川にある土地を借り受け、引き続き野菜栽培は年間を通じて実施しています。
子供達の中には、好き嫌いや、偏食、小食など、各家庭の雰囲気づくりを通じて様々な指導をしておられることだと拝察致します。

 

しかし、単に栄養があるから食べなさい、大きくなれないからと言う抽象的な言葉かけでは、なかなか子供達に理解してもらえないのが現状ではないでしょうか。
当園では、この重要な時期に子供達自身が、食物を大切にする心、好き嫌いをしない子供、生命第一主義に行動出来る子供を育てていくことが出来ればと願っております。
そのためには、子供達自身が育て作り上げたものを、自然を通じ、食卓を通じて実感していくことを基本として、子供達に「感謝する心」「物を大切にする心」を育てていきたいと思っております。

 

園外保育で訪れた場所
岩国運動公園・吉川公園・ロープウエイで岩国城広場・二鹿野外活動センター・玖珂総合公園・美川ムーンバレーとウエルネスパーク・岩国城見学・大島郡や屋代ダムなど
その他、中央消防署での地震体験など