バイキング給食

バイキング給食編

食育計画(バイキング給食編)
バイキング給食による食育への取り組み

(バイキング給食の様子を一部掲載しています。)
給食で提供するお米は、毎年11月頃に新米を三原市の農事組合法人や山口県米こしひかりを、直接又は通販ネットを通じて玄米のままを購入し、必要な量(20K~30K)を精米して、子供達に提供しています。お米本来のおいしさを味わえると思います。(あきろまん、きぬむすめ、こしひかりなど)

 

 

 

バイキング給食実施の趣旨

毎月2ヶ月に1回以上、各月いずれかの日を食育日とし、1歳以上を対象として食への興味、関心を育てます。プレートを使っての配膳は、4歳以上から実施しています。年度の後半は、たんぽぽ3歳児も配膳に参加します。
①食べ物への感謝の気持ちをもって食事を頂きます。
(食前、食後の言葉を全員で読み上げて給食を開始します。)
②子供たち自身が自分で食べる量を決めてバイキング給食がスタート。(出来るだけ、残さずに食べることを目標とします。
③但し、無理に食べさせることは避ける。回数を重ねることに自分で食べる量を考える力を身につける。
④食べ残しがある場合も、給食終了時間がきたら終了し、片付ける。(給食時間は守る)
45分を給食時間として設定しています。
⑤好きな献立、嫌いな献立を織り交ぜて出してみる。
⑥畑で育てた食材があるときは、収穫した食材を使った調理を実施する。
⑦主食は、おむすび、ワカメご飯、炊き込みご飯、焼き飯、食パン、ピザなどを織り交ぜながら給食メニューに加える。
⑧副食は汁物を除いて、4品以上を提供する。
⑨食事中は、箸の持ち方の練習や立ち歩き、大声を出す行為、ふざける行為、危険な行為、他の友達への迷惑行為などが無いよう、食事のマナーを身につける

バイキング給食(調理編)

 

食育計画(バイキング編)バイキング給食による食育への試み
(考え方は、千差万別である。)いろいろ試してみよう。
バイキング給食実施に向けて

目的
毎月1回、定期的バイキング給食の日を決めて、3歳以上児を対象として食への興味、関心を育てています。
①食べ物への感謝を忘れない。(食前、食後の言葉)
②子供たち自身が食べる量を決めてバイキング給食がスタート。
③自分で、食べたい食材を選んでもらう。
④食べ残した場合でも、怒ったりしない。(言葉かけはします。)
(時間は守る。)給食時間は、通常の給食時間と同じで、45分以内
⑤好きな献立、嫌いな献立を織り交ぜて出してみる。
⑥畑で育てた食材がある場合には、献立メニューに入れて提供する。
⑦主食の白米は、おむすび、わかめご飯、炊き込みご飯、焼き飯、パンなどを食材として提供する。
⑧副食は汁物を除いて、4品から5品を提供する。
⑨食事中は、楽しい雰囲気で食事ができるように心がける。
⑩食事のマナーは守りながらバイキング給食を実施する。。
.給食は、子ども立ちにとっても一番楽しい時間です。当園では、バイキング給食を取り入れることによって、偏食や食べず嫌いなどがないように、集団給食を通じて、多くの食材を経験してもらうように心がけています。毎日の給食時間とは違って、今日は、どんなお給食かな?とっても良い匂いがするねなど、わくわくわくわくしながら、給食時間を楽しみにしている子どもたちの様子が目に映ります。

食育計画(カレー作り)

 

(二鹿野外活動センター)

 

食育計画(調理編)3歳児~5歳児

①収穫した食材があればその材料も使って、現地で仕込み、調理を実施します。

②実施活動については、子供達の年齢に応じた役割分担を与える事と致します。

③定期的に収穫した野菜を使って、保育園の給食に出します。

④2ヶ月に1回以上実施(土曜日)バイキング形式の調理実施により、食材に興味や関心を持てるよう子供たちに伝えます。

⑤定期的に、野菜の生育状況を確認するため、自然の中にいる生き物や昆虫などを捕まえたたり、野菜に水を散いたり、草をとったりして保育活動に繋げます。

メニュー「カレーライス作り ②ワカメスープなど」

材料:じゃがいも、ニンジン、たまねぎ、牛肉、ピーマン、乾燥ワカメ、長ネギ

(二鹿野外活動センター)

「年中組クラス」

職員の指導により実施

①薪を持ってくる。

②お米を研ぐ。

③周囲の掃除をする。

④必要なボールを取り出す。

⑤まな板を出す。

⑥食器を洗う。

⑦器を並べる。

⑧材料の残飯の処理・掃除。

「全体の役割」:[年少組を含む]

1・食べた残りを処分する。2・器を指定の袋に捨てる。

3・食器類の整理。4・全体を掃除する。 5・灰の処理をする。 

6・自分の持ち物の確認をする。

7・調理器具や使用場所の整理整頓

収穫した食材を使い、その場で調理を実施し、自分たちで作った野菜類の味覚を楽しむ。

好き嫌いのない食事が重要であることの意味を、自分たちが育てた野菜から知ることができ、無農薬な食材を使う事により、親やご家族が安心して食べることができる食生活の基礎を作る。

(二鹿野外活動センター)

「年長児クラス」

野外活動による、食育活動プログラムについて(二鹿野外活動センター)

夫々の子供達について数名ずつ、役割分担を決めて実施をしました。

①野菜類を包丁で切る。(人参・たまねぎ・なすび・じゃがいも)

②一人で切れない子供には、職員が手を添えて少しずつ切れるように補助する。

③材料を入れるボールやまな板を、指示した数量だけ持ち出す。

④材料を炒めるための、火をおこす。(職員と一緒に実施)

⑥ご飯を炊く。(職員と一緒に実施)

⑦山登り(ふじ組のみ)

幼児が園外で食事を作る経験には、いくつかのメリットがあります。

1. 自然との触れ合い

園外での活動は、自然の中で新鮮な空気を吸い、植物や動物に触れる機会を提供します。

野菜や果物の収穫体験などを通じて、食べ物がどのように育つかを学べます。

2. 食育の促進

自分で作った食事を食べることで、食べ物の価値や栄養についての関心が高まります。

材料を選ぶ、準備する過程を通じて、健康的な食習慣を身につけやすくなります。

3. 社会性の発達

共同作業を通じて、他の子どもたちと協力し、役割分担をする経験ができます。

「みんなで作る・食べる」という行為は、連帯感や喜びを育てます。

4. 自己効力感の向上

自分で料理をする体験は、成功体験として自己肯定感を育てます。

「自分にもできた」という感覚が、新しいことへの挑戦意欲を引き出します。

5. 五感の刺激

園外では普段の環境と違う刺激があり、視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚を豊かに使えます。

例えば、野菜を触る、匂いを嗅ぐ、火を使う音を聞くといった活動が感覚の発達を促します。