今年度をもちましては、開園以来当園も43年目を迎える事となりました。
これも、日頃よりご父兄の皆様方の保育に対するご理解の賜と深くお礼申し上げます。
さて、当園では、将来に向けて寄り一層の保育内容の充実を目指すため保育活動の一環として英語指導講師による英語教室の教育にも力を注いでいるところです。
当園も、認定こども園に移行して、今年度で4年目を迎えることになりました。
今後、認定こども園は幼稚園を中心に令和6年度までに、ほぼ全ての幼稚園が認定こども園の制度へと移行します。当園としましては、令和6年度より、定員変更とともに、療育支援活動への移行の準備を進めています。「平成20年厚生労働省告示第141号」保育所保育指針の全部が改正され、平成30年4月1日より適用されています。社会福祉法人としての制度のあり方や受け入れ態勢・社会貢献を必須とする保育運営のあり方が問われてくるものと思われます。今後、制度内容も徐々に認知されることから、令和6年度以降は、保育園と幼稚園との格差も無くなるかもしれません。今後は、地域のニーズに柔軟に対応できるような取り組みが求められる時代となりつつあり、保育園は単に「子育て施設」という考え方のみでは、十分な要求をみたすことができなくなってきたようにも感じられます。それは、まさしく現在、お子様を養育しておられる皆様方も感じているところだと思います。
このため現在の保育園のみという考え方から、療育ともに健常児と療育制度を利用している乳幼児の在り方を今一度考え直す時期にも来ているのではないでしょうか。